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アクセンチュアとSAPが新たなクラウド移行支援プログラム「ADVANCE」を発表

高成長企業の変革を支援、AIや業務知見を活用し6〜12カ月で成果創出へ

アクセンチュア(NYSE: ACN)とSAP(NYSE: SAP)は、両社の長年の戦略的パートナーシップを拡大し、高成長を目指す企業向けに新たなクラウド移行支援パッケージ「ADVANCE(アドバンス)」を発表した。年商50億ドル規模を目指す企業を主な対象としており、接続性に優れた柔軟かつインテリジェントな企業への進化を支援する。

ADVANCEは、SAPのビジネスアプリケーション群やデータ、AI機能と、アクセンチュアの業界知見、実装力、運用ノウハウを組み合わせた統合ソリューション。財務、調達、サプライチェーン、人材管理などの主要業務に対応した事前設定済みのサービスを通じて、短期間でのビジネス変革を可能にする。

パッケージは業界や業務機能に合わせて柔軟にカスタマイズされており、AIを活用したデータ分析を通じて、導入から成果創出までの期間を6〜12カ月に短縮。また、導入から継続的なアップデートまでを一貫してサポートする。

アクセンチュア会長兼CEOのジュリー・スウィートは、「SAPとの協業をさらに深めることで、成長企業が今日の変化の激しいビジネス環境に柔軟かつ迅速に対応できるよう支援する」と述べた。

SAPのCEO、クリスチャン・クラインも「真のビジネス変革には、即応性、効率性、確信を持った意思決定を可能にするテクノロジーが必要。ADVANCEはまさにそのニーズに応えるもの」とコメントしている。

両社は、SAP製品に精通した専任チームを立ち上げ、戦略的な市場投入を進めるとともに、以下の特徴を備えたソリューションを提供する:

  • シンプル:業界標準のプロセスやベストプラクティスにより、業務とシステムの複雑性を削減。効率化とコスト削減を実現
  • 安全性:強固なセキュリティ対策により、運用信頼性と法令遵守を強化
  • 迅速性:明確な価格体系と最適化された設計により、導入期間の短縮と迅速な成果を支援
  • 将来対応力:AIエージェントや継続的イノベーションにより、変化に強い組織づくりを支援

さらに、チェンジマネジメント、ビジネスプロセス管理、サイバーセキュリティ、AIエージェントといったアクセンチュア独自のサービスも、SAP Business Suiteとの組み合わせで提供される。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界120カ国以上で約80万人の社員を擁し、戦略・コンサルティングからテクノロジー、オペレーション、業界特化型ソリューションまで幅広いプロフェッショナルサービスを提供している。テクノロジーと人材による変革支援を強みとし、官民の幅広い顧客に価値を提供している。詳細は www.accenture.com/jp-ja を参照。

SAPについて
SAPは、50年以上にわたりエンタープライズアプリケーションとビジネスAIを通じて、財務、サプライチェーン、人事、カスタマーエクスペリエンスなどの統合管理を支援してきた。企業の成長と変革を支えるグローバルテクノロジーリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進している。詳細は www.sap.com を参照。

引用元記事:https://news.sap.com/japan/2025/05/0521_accenture-and-sap-join-forces-to-help-companies-enable-connected-intelligence-across-the-enterprise-to-drive-speed-and-agility-in-the-ai-era/